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Interview with Bertrand Jayr
弊社で最も人気のあるロングセラー商品、CloudシリーズのデザイナーBertrand Jayr(バートランド・ジェア)のインタビューが届きました。フランスでデザイナーとして活躍する同氏のキャリアや思いなどについてが語られています。
どのようにしてデザインへの興味が芽生え、キャリアを進めていったのか、教えてください。
大学で応用美術(デザイン専攻)の4年コースを終えた後、2014年にCloudシリーズをなどのメーカーであるLyon Bétonのディレクターと出会いました。これをがデザインプロダクトを生み出すきっかけとなり、現在も続いています。 デザインは企業やブランドにとって、創造性、実用性、技術性を融合させるための最適な手段です。Lyon Bétonとの協業により、現在もアイデアからプロトタイプへの変換を通じて、自分の独創性を試す機会があります。現在も修行中でデザインキャリアについて最終的な言葉を述べる段階にはありませんが、日々精進しています。
新しいデザインプロジェクトを始めるには、どのようなアプローチをしていますか？
私は、モノに語らせることが好きです。常に「する」よりも「言う」を区別し、好んできました。そのため、私の「やり方」はむしろ「言い方」のようなものです。コンセプチュアル・アートの強い影響を受けており、アプローチを導くのは意図であることが多いです。アイデアは常に頭の片隅で浮かんでは消える日常の一瞬で、その一瞬が記憶としてしっかり連続的に刻まれていった時に、自然淘汰的に残ったものを書き留めます。アート的な執筆自体はここで止まります。そして、開発プロセスは単なる実行の段階にすぎなくなります。アートとデザインの間にはわずかな違いしかありません。一般的には、専門分野が異なるとしても、創造的なプロセスは、私の意見では基本的に同じです。
美学と機能をどのように調和させていますか？
フォルムは機能に従うとされていますが、デザイナーは製品の発想段階から、純粋な美的間隔を無視することはありません。見た目と機能は異なるがつながっているということを心に留めておくことが重要です。純粋に芸術的な観点から言えば、美的要素、技術的要素の一報を追求した場合は、目的を達成するための手段に過ぎず、言い換えれば、アイデアを提供するだけのものとなってしまいます。
デザイン以外で自由な時間に興味があるものは何ですか？
即興劇、石のバランス、チェスなどが好きです。
どのような本、映画、アートにインスパイアされ、それらがあなたのデザインスタイルにどのように影響を与えていますか？
グラフィックノベルの親密さに没頭することや、ウディ・アレンの作品の悲喜劇的な次元を堪能すること、没入型の現代アートインスタレーションを体験すること、概念アートやブルータリスト建築などのムーブメントに没頭することなど、これらは私の仕事に栄養を与える方法です。これらを通じて独自の世界観を育むことが重要です。
キャリアとは関係のない興味深いことを教えてください。
身体的な障害を持つ人々のための医療的に支援されたケアホームで時より働いています。非常に挑戦的ですが、これは私の世界観を大いに豊かにし、このコミュニティが私たちに教えてくれることの多さを常に思い出させてくれます。
産業デザイナーとしての仕事で最も難しい部分は何ですか、また、どのように対処していますか？
途中まで作り上げたアイデアをしばしば手放さなければならないことです。新しいプロジェクトごとに、開発の段階と公式製品リリースの間にある長い期間と機密性のフェーズを耐え忍び、焦燥感と熱意の間でとにかく耐えることが求められることです。
